賑やかな一日

梅雨明けしてから毎日暑い日が続いてますね!真朱(まそほ)です。

今日のHiSUiTOKYOはお着物や刀剣の販売会をしています。

美しいお着物の数々。
いろいろお話しを聞きながら選ぶのは楽しいですね。

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そして、HiSUiTOKYOならでは販売が抜刀グッズ!

本物の槍って初めて見ました!

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長刀もあります。
構えた姿が勇ましいですね!
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でもね…
私が一番嬉しいのはこれですよ~

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スタッフHさんが差し入れしてくれたワッフルケーキ♡
http://www.rl-waffle.co.jp/
お休みの日なのに、わざわざありがとうございます。
ひんやり冷やしてみんなで頂きました。(独り占めしていませんよ!)


お稽古について その3

今回は試斬についてです。

HiSUi抜刀では初心者の方や女性の方のために細巻きを用意しています。

初段以上の方には畳一畳のワラ(ゴザ)を巻いて水に2~3日浸けたものを斬って頂きますが、
半畳にして通常より半分の太さにしています。

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これを試斬して頂くことで、まずは「斬る」感覚を体感して頂くと同時に、
角度を意識して頂きます。

次回は切り口についてお話しようと思います。

翠峯


抜刀のお稽古 その2

前回は素振りまでご紹介しました。
今回は型についてです。

素振り100回が終わりましたら、型のお稽古です。
初心者の方には初伝、経験者・段位をお持ちの方には中伝です。
それぞれ6本あります。
(もちろん座り技など他にもありますよ)

型は全ての基本であり、奥深いと思っています。
なぜならば、動きに理(ことわり)があるからです。
ところが、キチンと型をしようとすればするほど、上手くできない自分がいます。
ある部分がうまくできれば、実は他のところがよくないというのは
日常茶飯事です。。。

ともすれば型を軽視しがちです。
以前の翠峯もそうでした。
ところが、数年前から体術を始めたところ、型の重要性に気付かされました。

体を練る・刀や手足の位置を知ること、
もっと言えば、美しい形は正しい形であること。
これは抜刀だけではなく、他の武道や習い事にも共通するのではないでしょうか。

翠峯


抜刀の稽古内容

一昨日、抜刀入会ナンバー1の方がお稽古にお越しになられました。
1年以上他流派で居合をされていた方です。

抜刀のお稽古は礼から始まります。
(勿論その前に準備体操します)
「神前に礼」「刀礼(とうれい)」「お互いに礼」と3度礼をします。
続いて素振りです。それぞれ10本振ります。
上段・中段・下段の真向斬り、右袈裟・左袈裟、さらに右袈裟+斬り上げ、左袈裟+斬り上げ、最後に水平です。
ちゃんと力を込めて、真面目?に素振りをすると、この100本で汗がジワーと出てきます。

次は型のお稽古です。
ただし初心者の方がいらっしゃると、「抜刀(ばっとう:刀を抜くこと)」「納刀(のうとう:刀を鞘にいれること)」の稽古です。
模擬刀で抜刀・納刀の稽古をすることで、真剣を使う際にケガをしなくなります。

次回に続く。

翠峯


目釘について その3

今回も目釘の話です。

皆さんは撃剣(げっけん)をご存じでしょうか?
スポーツチャンバラのもっと激しいものとイメージして頂ければ大丈夫です。
刃を落とした刀を使い、剣道の防具を改良して打たれた時のダメージを軽減させた、現代の鎧のようなものを着て、真剣勝負をします。

以前この撃剣で、刀の目釘を鉄製のものを使いました。
激しく打ち込みますので、竹のものよりもよいかと判断しました。
ところが鉄の目釘は使い物になりませんでした。
茎(はばき:柄の中の目釘がささる部分)が削れてしまい、すぐ取れてしまうのです。
テープで包むように巻いてもグズグズです。
結局竹の目釘が良い、ということが証明されました。

前回同様、先人達がいろいろと試した結果なんだなぁとつくづく実感した瞬間でした。

次回も目釘に関した話です。

翠峯


HISUI TOKYO

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