抜刀

抜刀奉納演武を行いました!

翡翠流抜刀の奉納演武を
赤坂日枝神社にて行いました。

HiSUiにとって初めての開催となった
奉納演武でした。

当日は雨の予報もあり心配していましたが
最後まで降ることなく、
多くの方に見守られて演武を行いました。

日頃のお稽古の成果を神様の前で
披露する「奉納演武」。
演武の前にはお祓いをして頂き、
抜刀会員の皆さまもいつも以上に
キリリと緊張感を持って臨まれていました。

日枝神社の皆さまにもあたたかい
ご協力を頂き、
無事に終える事ができました。
多くの方の支えがあって
HiSUiが成り立っているのだなと
改めて感じる事ができた一日でした。

ご参加頂きました皆さま、
お疲れ様でした!!

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茶道公開講座「 宗旦好み茶飯釜でご飯をいただく」

公開講座、今回のテーマは
「宗旦好み茶飯釜でご飯をいただく」でした。

「茶飯釜」とは、今の釣り釜の季節に
特別の釜でご飯を炊き
その後、そのお釜でお茶を頂く茶事です。

 

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席中では、一度洗って水切りした米を釜に流しいれ、
炊き上がるのを皆でゆったり歓談したり
時には和歌を詠んだりしながら
半時間ほど待ちます。

「かゆ茶釜 皆んなが気をもむ 火のかげん」とは、
書道の翠房先生が詠んで下さった歌です^^

ぐつぐつとお米が弾く音がしてくると、
少しずつ米の香りも立ってきます。
良き頃合いになると、釜を下し
いよいよ蓋をあけます。

お米は一文字に器に盛り
まずは炊き立てをお召し上がりいただきます。
一粒一粒、真珠のように輝き、
お米の元来の甘みが、際立ちます。

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その後「春キャベツと豆腐」の汁が出され、
残りの飯は飯器にいれ、
ここで一献、お酒も頂きます。

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強肴に「鰆の西京漬け」、香の物がだされ
最後に沢庵で器を綺麗にし、懐石は終わります。

内部を清めたお米の香りの残る釜で、
今度は、薄茶を一服頂きます。

本日の釜は佐藤浄清で、
「飯来飢」「渇来茶」と鋳込まれており
「お腹がすいたらご飯を食べにいらして下さい」
「喉が渇いたらお茶を飲みにいらして下さい」
という思いが込められております。
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薄茶の点前の茶碗は、
筆洗(ふであらい・ひっせん)という
珍しい形の茶碗です。

墨や絵具のついた毛筆を洗うため、
筆をすすいだあと水を切ったり、
穂先を整えるために切り込みが入ったお道具です。

茶筅を入れてからの扱いが変わり、
この点前のアクセントとして楽しめます。

また、主菓子はちもとさんの「草団子」。
詫びた茶飯釜の茶事には、
素朴な甘味が非常に相応します。

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ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。
次回は、5月28日(日)。
テーマは「万緑の中で翡翠について想う・・」です。

中級会員さんが挑戦されるお茶会です^^

草木が茂って天地に満ち始める季節、
みどりいっぱいのお茶会となりそうです。

皆様のご参加をお待ちしております!
次回もぜひお出掛け下さいませ。


翡翠祭!

先日、4部門合同のイベント、翡翠祭を開催致しました!

今回2回目となるこのイベントは、
“会員の皆さまと講師で実施するお祭り”を
イメージし年に1回開催しています。

会員様同士、講師・スタッフとの交流や
学びの機会が良い刺激になればと考え
HiSUiの特長である「4種類のお稽古を学べる」
環境をフル活用し、様々なイベントを準備いたしました。

抜刀部門では、抜刀会員の皆さんによる
竹斬りと、トーナメント制で競う型演武が行われました。
いつものお稽古と違い、他部門の会員さんたちや
講師・スタッフも見守る中、抜刀会員の皆さんの
キリリとした素敵な勇姿がお披露目されました。

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その後、翡翠会会長による講義、
「新撰組と刀」では、近藤勇や沖田総司が
使った刀もお目見え。

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茶道、和装、書道は今回
三部門がコラボレーションしました!

様々な書体と歴史が紹介されました。

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和装の先生による帯結びは
風神・雷神をイメージした大胆で
華やかなもので皆さんから大好評でした。

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お着物も帯も鬼の柄なんですよ^^

左にいらっしゃる鈴木翠鏡先生も
かわいい鬼の柄着物と帯でいらっしゃり、
和装の先生によりハートをイメージした
優しい丸みのあるフォルムに帯が結ばれました。

茶道部からは、この春よりお稽古でも
始まる「立礼(りゅうれい)」のお点前が
披露されました。

机と椅子を使い、器も現代風のデザインの
ものが使われています。

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床の間がないため、書道の斉藤翠房先生による
様々な書体の書が飾られ、お花も不思議な形の花器で
華やかさがプラスされました。

また、イベント後には道場で納会を行い、
全員で車座になり楽しいひと時を過ごしました^^
抜刀部門での優勝者の表彰もあり
和やかな雰囲気で始まりました。

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皆様がお稽古に勤しんでいる翡翠流の歴史と足跡は、
学ぶ皆さまと共に少しずつ築き上げていきたいと思っております。

今後3年、5年、10年と時が流れる中で
あの時の翡翠祭はこうだったね!とご自身の成長と共に
振り返って頂けるようなそんな機会になることを
願いつつ開催いたしました。

ご参加頂きました皆さま、暖かく見守り、
ご協力を頂きましてありがとうございました。
今後の学びや、日々の生活の何かしらの
刺激になったのであれば幸いです。

またこのような機会を設けていきたいと
思いますので、今回ご都合が合わなかった
という方も是非ご参加くださいませ!^^


「真剣勝負」について

勉強でも、スポーツでも、仕事でも、真剣勝負ってありますよね。
ここでいう「真剣」は本来、日本刀の真剣を指します。

かつて侍が生きた時代、真剣を持つ者同士の勝負では必ずどちらかが命を落とします。
ですから、真剣勝負とは命を賭けた、絶対負けられない戦いなのです。

言葉では勿論理解できるのですが、実際に手に持って
感じてみるとその美しさ、恐ろしさに身が震えます。
日常生活でこれほど集中する瞬間はない、という程です。

他にも日常的に遣う日本刀由来の表現は沢山あります。
「抜き打ち」「折り紙付き」「切羽詰まる」などもそうなのです。

気になる方は是非調べてみてくださいね。
HiSUiで先生に聞いてみると、更に深く教えてもらえるかもしれません^^

HiSUi TOKYO 抜刀


世界から見た日本

海外からの旅行者へ、日本の観光地や
日本文化の紹介をするwebサイトが
本当にたくさん登場していますね。

日本人の私たちが見ても
「へえ~!」と興味をそそられる
コンテンツがたくさんあります。

切り取り方はサイトによって様々で、
HiSUiに取材に来てくださる媒体さんも、
「なるほどそれは面白い」と毎回感じます。

一番最近では、Moving Japanさん。
http://moving-japan.com/articles/55

動画で日本を紹介していくサイトです。
どの動画もすごく魅力的に作ってあって、
次々に再生してしまいます!

HiSUiでは、書道と茶道の一日体験の様子を
動画におさめて頂きました。

インターネットで世界中とつながっていて、
世界のどこかで日本に想いを馳せながら
HiSUiの動画をご覧になっている方が
いらっしゃるのかも・・・

と思うと、なんだか夢がふくらみます。

文化体験がめきめき人気を上げている中、
HiSUiの抜刀、書道、茶道、和装の体験も
色々な形でご利用いただいています。

一生の思い出になるような、
自宅に戻ってじんわりと思い出してしまうような、
また来たいと思っていただけるような、
そんな時間を提供していきたいものです。

世界中に、和の心を発信する。

そんなHiSUiの大いなる目標を
少しずつ、果たしていきたいと思います。

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HISUI TOKYO

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