BLOG「徒然なる和の日常」

HiSUi TOKYO BLOG「徒然なる和の日常」

HiSUi TOKYOの日常をお伝えするブログです。
和の切り口で日常を上質にする情報や、学院のイベント情報などを綴っています。HiSUi TOKYOに通っている人も、通っていない人も楽しめる内容を掲載しています。


「翡翠祭」を開催致しました!

1月28日、HiSUi TOKYOにおいて「翡翠祭」を開催致しました。

翡翠祭は、一年に一度行う、書道・和装・茶道・抜刀の
四部門の会員様と講師・スタッフによるお祭りです。

おかげさまで多くの会員様に足をお運び頂き、たいへん
充実したイベントとすることができました。
誠にありがとうございました!

DSC05394
本年は和装部の允可状授与式から始まりました。

1
DSC05401
初級、中級を修了された方お一人おひとりに、允可状が手渡されます。

DSC05410
抜刀部の試斬イベントは、見学の方も多く集まって
日頃のお稽古の成果を緊張感のなか見守りました。

DSC05577
4
DSC05575
ご参加された皆様、お疲れさまでした。

書道部は書と絵のインスタレーションを行いました。
金屏風をキャンバスに、筆を用いて「四君子」が描かれます。

99
引き継いで、文字が書き入れられます。一筆ひとふでに力がこもります。

95
茶道部は受付にて立礼のお点前で皆様をおもてなし致しました。
テーブルと椅子で行う形式なので、ふだん茶道に親しみのない方にも
お気軽に一服お楽しみ頂くことができ、和気あいあいとした雰囲気です。

DSC05454
2
翡翠会会長による公開講義「西郷隆盛」。

77
夕方からは道場で宴会を行いました。

6
いつもの受付が一日限りのバーカウンターに大変身です!

5
お越し頂きました皆様、当日は温かく見守って頂き、
また様々なご協力を頂きまして誠にありがとうございました。


本年もどうぞよろしくお願い致します!

2018年がスタートして早9日が過ぎようとしています。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

HiSUiは年始から早速お稽古や体験でにぎわっております^^

1
 

 

 

 

 

 

 

日本文化に触れ、豊かな気持ちで新年を迎えられる
皆さまの表情を見るにつけ、私も更に学びを深めたいなと
気持ちを新たにしております。

ご受講頂いている会員様にとりましても、
これから始めようかと考えていらっしゃる方にとりましても、
学び多き一年となることを心よりお祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!


冬季休業日のお知らせ

平素よりHiSUi TOKYOをご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。

本年の冬季休業日が下記の通り決定いたしましたのでお知らせします。

12/29(金)~1/3(水) 全部門休講

※重要※
1月4日(木)のご予約キャンセルおよび時間変更は全部門、
前営業日である12月28日(木)の20:30までにご連絡ください。
これを過ぎますと1回分消化とみなされます。

ご不便をおかけしますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

HiSUi TOKYO


炉開きと亥の子餅について

はやいもので11月も後半ですね。

茶道では11月の「炉開き」を境に、茶室の中でお釜を置く位置が変わります。

寒い時期になるので、お客様の近くに「炉」を置いてお湯を沸かし、
少しでも温まっていただこうという心遣いなのです。
(炉についてはこちら

さて、その炉開きに合わせて、11月によく頂くお菓子があります。
「亥の子餅」というのですが、ご存知でしょうか?



見た目は餡子入りのふつうのお饅頭に見えますが、
あんを包む皮に雑穀が入っているのが特徴です。

亥の子餅の起源は古く、紫式部の「源氏物語」にも登場します。

亥の月の亥の日(11月にあたります)に亥の子餅を頂くと
無病息災でいられる、といわれ、元々は大豆、小豆、胡麻、栗等の
雑穀を入れた餅をついたそうです。

また、陰陽五行説で「亥」が水性に当たることから、この日に
囲炉裏やこたつを開いて、火鉢を出し始める風習ができました。
「水」の日に火を使い始めることで、火災を逃れようとしたのです。

top_sado

翡翠流では毎年「ちもと」さんの亥の子餅を頂いています。
白ごまが練りこまれているので香ばしく、格別のお味です。


公開講座「太田道灌 山吹の里」を開催致しました!

9/24(日)に公開講座「太田道灌 山吹の里」が開催されました。

テーマは亭主幼少の頃から思い入れのある「太田道灌」。
今回は中級の会員様が亭主役に挑戦され、太田道灌公に献茶のあと、
皆様に平点前で一服お召し上がりいただきました。
掛け軸、お道具の取り合わせなど大変、趣が深い茶席となりました。

図1 図2
「太田道灌」は、室町時代後期の武将で、無類の戦上手と言われます。
三十数回に及ぶ合戦でほぼ不敗を誇り、世の流れが徐々に下剋上へと傾いていくなか、
最後まで自らの立場と忠義を貫いた生き様はまさに武士の理想像です。

文化面、経済面、政治面においてもマルチな活躍をみせ、日枝神社や湯島神社など、
彼が関わったとされている神社や寺院は関東各地に50近くも存在しています。
また、道灌は築城の名人ともいわれます。
かの「江戸城」も、のちに徳川家康が増築し江戸幕府の主城にまで
発展しましたが、礎を築いたのは道灌でした。

IMG_1503
今回のテーマに掲げられた「山吹の里」については、こんな逸話があります。

ある日のこと、鷹狩りに出かけた道灌が、突然の雨に会い
「すまないが蓑(みの)を貸して欲しい」と民家に駆け込んだところ、
出てきた少女が黙って山吹の花を差し出しました。
意味がわからなかった道灌は怒り、濡れながら雨の中を帰りました。

ところがその夜、家臣から
「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに 無きぞ悲しき」
という歌があることを聞かされ「蓑(実の)ひとつとない貧しさ」を
山吹の花に例えた少女の意図を知り、「自分は歌道に暗い」と自らの不明を恥じて、
その後歌道に精進するようになったといわれています。

この度の主茶碗は「孤雁(こがん)」、吉村楽入作の白楽です。

図3
道灌が後土御門天皇に拝謁した際「武蔵野はどんな所か」と問われて返した歌
「露おかぬ 方もありけり 夕立の 空より広き 武蔵野の原」に由来します。
「空より広い」と勇壮な表現で答えた道灌。

香合1香合2
写真のとおり、香合(こうごう)にも見事に表現されています。

茶杓においては、ご銘「黒猫(くろねこ)」。
道灌が戦で敵に追われ、あわや命を失わんときに一匹の黒猫が逃げ道を案内したという逸話にちなみます。
九死に一生を得た道灌は、江戸の恩ねこ「たま」として、猫達を、後々まで愛護するようになりました。

茶杓
茶杓は亭主自ら、黒檀を用いてご自作なさったそうです。
かい先が猫の手の様な形になっているのがお分かりになるでしょうか。

主菓子は川越菓舗の「道灌まんじゅう」。
川越城は別名「初雁城」と言われますが、一説には築城祝いで開いた宴の折に
初雁が来て鳴いたことから道灌が命名したとも言われています。

図5
干菓子は、鳥取 悠の落雁「桔梗」。
紋様となっている桔梗は、秋の七草でもありまさに適時となりました。

図4
亭主役の会員様は、茶道のお稽古をはじめて2年ほど、熱心に通われていらっしゃいました。
茶会を開催するにあたって時間をかけて下調べされ、お道具やお菓子をお選びくださったので、
香合、茶器(棗)、茶杓、茶碗など、一つひとつにまつわる歴史や、道灌作の和歌について
ご紹介いただき、実に内容の濃い学びある時となりました。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

次回の公開講座は11月26日(日)14:30~、
テーマは「みかんの美味しい季節によせて」。
二十四節気は「小雪」七十二候は「橘始めて黄ばむ」の候です。
季節に添えて一服差し上げますので、次回もぜひお出かけ下さいませ。


HISUI TOKYO

HISUI TOKYO