茶室

『翠庵』をお一人で…….。

大型連休も終わりここ翠庵も静寂が戻ってまいりました。
この静けさの中にゆるりと身を置いて一服差し上げましょう。

本日茶花は燕子花(カキツバタ)
金の襖と相まって思い浮かぶのは
尾形光琳の「燕子花図屏風」。
尾形光琳

『伊勢物語』在原業平が詠んだうたがあります。

●から衣
●きつつなれにし
●つましあれば
●はるばる来ぬる
●たびをしぞ思ふ

これは『かきつはた』の五文字を各句のはじめに置いた
折句ですね。

襖の金と燕子花の紫そして抹茶の薄緑は美しい日本の色
「さあお薄がたちましたよ、ごゆっくりお召し上がり下さいな」

お茶室を占有したプライベートレッスンなさいませんか?。
ちょっと贅沢な空間を貴方様おひとりでお使い下さい。

詳細はフリーダイアル 0120-666-107迄
お問い合わせください。


茶道体験レッスン

本日、私の友人Hさんと、Hさんのご友人のお二方が茶道体験レッスンを受講してくださいました。

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茶道の体験レッスンでは、お茶会に招かれたことを想定し、お茶の召し上がり方をレッスンさせていただいています。
実際に、お菓子とお茶を召し上がっていただいたあと躙り口の入り方も特別に体験頂きました。

その後、道場へ移動し、和装と書道のディスプレイを見学。
特に女性のお客様は抜刀に興味をお持ちでしたので、模擬刀を触っていただきました。
抜刀の講師が不在でしたので、書道・和装・茶道の講師が三つ巴で即席の指導を・・・
ぜひ今度は、ご予約のうえ抜刀の体験レッスンへお越しください。

3人の明るいお人柄に触れ、私共講師も楽しいひと時を過ごさせていただきました。
着物を着る、お茶を飲む、書を書く日常に、一歩近づいてみませんか?

HiSUi TOKYOはみなさまの上質な日常をお手伝いさせていただきます。


翠庵便り 1

2014年5月1日HiSUi TOKYOは銀座四丁目の華やいだ賑わいの中に、『日本文化の心』を伝えるスクールとしてオープン致しました!

茶室『翠庵』は、床の間に掛け軸と蛇の目籠に五種の花、都忘れ、蔓桔梗、卯の花、姫小判草、利休草を入れ、室礼を整えました。
穏やかな調光に、金箔を施した襖、格天井、京壁の広間、書院作りの茶室に、釜の湯が静かに沸いています。

茶室にお入りになるお客様は、皆さん、一様に「ほっ」とされた表情をなされます。
時には、日常を離れ、『上質な日常』を感じてみませんか。

只今、見学・内覧会を行っています。
茶室でお抹茶をサービスしております。

茶室『翠庵』より


茶室風景

茶掛は、「花開萬国春」から「行く春を近江の人と惜しみける」芭蕉へと、微妙な季節の移ろいが感じられます「翠庵」でございます。

今日の床のお花は、高杯の花入に五徳の蓋置を入れ生けてあるのは、「たつなみ草」と「肥後草」です。
紫色のたつなみ草は、花の形がまるで浮世絵に描かれる波のようなので、立浪草と呼ばれ「立浪の模様」の着物は江戸時代に大変人気を集め、陶磁器の模様にも使われていたそうです。

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まるで琵琶湖畔にもひっそりとこのような風情があるかのようですね。


HISUI TOKYO

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