茶道具に造詣の深い楢木野先生が独自の美意識で語る「俺の茶道」。
お道具の知識や鑑賞の仕方を学ぶことができます。
不定期開催のこの講座は熱烈なファンが多くいらっしゃり、久々の開催に大いに盛り上がりました^^
今回のテーマは、『茶杓』。
床の間には、掛物は横山大観の『竹雨』、花入れは青磁『筍』、と茶杓に因んで竹。
そして、香合、炉縁、平棗は『住吉蒔絵』と気品ある取り合わせ。
茶室『翠庵』に居るだけで贅沢な気持ちになります(๑¯~¯๑)
お話は、終始和やかな雰囲気で、実物の竹片を見て、真竹が茶杓の形に変わっていく過程やさまざまな茶杓の種類を学び貴重な茶杓の数々を、実際に手に持ち、優れた作りを実感しました!
美術館でガラスケース越しに見るような、小堀遠州作、裏千家11代玄々斎の極め付きの茶杓を、実際に手に触れて、歴史をも感じることもできました。
たかが茶杓、されど茶杓!
お話の後は、竹筒に入った水羊羹で、薄茶を一服 ε-(´∀`*)
参加して頂いた方からは、「忙しい中、時間を作って参加して、とても良かった。」と、嬉しいご感想を頂きました!
ご参加頂きました皆さま、ありがとうございました。
良い刺激になっていれば幸いです。
次回の「俺の茶道」は、5月28日(土) 14:30~15:50開催!
テーマは『茶入れ』です。
お楽しみに!