今日の銀座は雨模様のお天気です。
折しも二十四節気では「穀雨」の時期。

「穀雨」は冬至から1/3年後で4月22日ごろとされていますが、「田畑の準備が整いそれに合わせて春の雨の降る頃」と言われます。

二十四節気について少しお話ししますと、中国の戦国時代の頃に太陰暦による季節のズレを正し、季節を春夏秋冬の4等区分にするために考案された区分手法の一つです。

日本では、江戸時代の頃に用いられた暦から採用されましたが、元々二十四節気は、中国の気候を元に名づけられたもので日本の気候とは合わない名称や時期もあります。
そのため、それを補足するために二十四節気のほかに土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日などの「雑節」と呼ばれる季節の区分けを取りいれたのが、日本の旧暦となっています。

今ではほとんど使う事のなくなった「旧暦」ですが、伝統行事などにも深く関わっています。
二十四節気は日本の伝統文化を知る手がかりのひとつです。

折に触れ、ご紹介していきたいと存じます