茶道

五月雨

昨日のから今朝まで東京では雨が降っていました。

五月に降る雨=「五月雨」って思いがちですが、実は「五月雨」(さみだれ)は五月に降る雨じゃないって
最近知りました。

お茶の道具にはそれぞれ「銘」と呼ばれる名前がついている物があります。
茶杓とかお茶碗とかに多いですね。

お稽古の時に「お茶杓のご銘は?」と尋ねたりするのですが、その時に「五月雨」という銘が浮かんだのですが
よくよく調べたら「五月雨」は旧暦の五月、今の六月の事だったんです。

こういう事を一つ知っただけでも、「お利口」になった気分です。


撮影がありました

先日、HISUI TOKYOの受付と茶室、および茶道点前の撮影が行われました。

それもただの撮影ではありません!
4Kという最新の撮影技術(カメラ)を用いた高画質の撮影です!!
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私も茶道点前のモデルとして参加させていただき、撮りたての映像を見せてもらったのですが、
素人が見ても「何かが違う」映像でした。

編集した映像はHPでも公開予定ですので、お楽しみに♪


カワセミ(翡翠)

川蝉、翡翠、いずれもカワセミと読みます。

カワセミの姿が、宝石のように美しい様からこの名が付いたという事ですね。
茶室「翠庵」は、いつもキラキラと輝く空間でありたいという願いからこの名前が命名されました。
ヒスイスタッフは毎日違ったキラキラを味わって頂ける事を喜びとしています。
「一期一会」という渋い言葉で表現すると難しく思えますが、「キラキラ」に浸っていただき、
元気を取り戻していただく時間を共有する事が「一期一会」だと解釈して頂くと判りやすいと思います。
この写真のカワセミのキラキラに魅力を感じない方はいないことでしょう。
(鳥が嫌いな方にはお詫びいたします。)

こんな空気を体感するための体験会を行っています。
    
    風

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落とし文

この時期になると「落とし文」という銘のお菓子を見かけます。

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すごく素敵な銘ですが、なぜこの木の葉のようなお菓子が「落とし文」と呼ばれるかご存じですか?

そもそもは江戸時代に他人に分からないように手紙を道端に落として渡したという「落とし文」という風習がありました。
新緑の時期に、広葉樹の野山などを散策していると、落とし文の様な筒状に巻かれた葉が落ちていることがあるそうです。

この「落とし文」をせっせと作って路面に落とすのがオトシブミ科の昆虫です。
「ホトトギスの落とし文」「落とし文の揺籃」の別名もありますが、この昆虫が落とした「落とし文」から
着想を得て出来上がったのが和菓子の「落とし文」なのです。

HiSUiの茶道では、このような季節のお話しもいろいろ致します。
楽しいひと時を過ごしにいらっしゃいませんか?

茶道 涌水


『翠庵』をお一人で…….。

大型連休も終わりここ翠庵も静寂が戻ってまいりました。
この静けさの中にゆるりと身を置いて一服差し上げましょう。

本日茶花は燕子花(カキツバタ)
金の襖と相まって思い浮かぶのは
尾形光琳の「燕子花図屏風」。
尾形光琳

『伊勢物語』在原業平が詠んだうたがあります。

●から衣
●きつつなれにし
●つましあれば
●はるばる来ぬる
●たびをしぞ思ふ

これは『かきつはた』の五文字を各句のはじめに置いた
折句ですね。

襖の金と燕子花の紫そして抹茶の薄緑は美しい日本の色
「さあお薄がたちましたよ、ごゆっくりお召し上がり下さいな」

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HISUI TOKYO

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