茶道体験レッスン

本日、私の友人Hさんと、Hさんのご友人のお二方が茶道体験レッスンを受講してくださいました。

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茶道の体験レッスンでは、お茶会に招かれたことを想定し、お茶の召し上がり方をレッスンさせていただいています。
実際に、お菓子とお茶を召し上がっていただいたあと躙り口の入り方も特別に体験頂きました。

その後、道場へ移動し、和装と書道のディスプレイを見学。
特に女性のお客様は抜刀に興味をお持ちでしたので、模擬刀を触っていただきました。
抜刀の講師が不在でしたので、書道・和装・茶道の講師が三つ巴で即席の指導を・・・
ぜひ今度は、ご予約のうえ抜刀の体験レッスンへお越しください。

3人の明るいお人柄に触れ、私共講師も楽しいひと時を過ごさせていただきました。
着物を着る、お茶を飲む、書を書く日常に、一歩近づいてみませんか?

HiSUi TOKYOはみなさまの上質な日常をお手伝いさせていただきます。


八十八夜

夏も近づく八十八夜。
今日の銀座は夏のようないいお天気です。

今日は八十八夜です。
八十八夜は雑節のひとつで、立春を第1日目として88日目にあたる日の事です。

「八十八夜の別れ霜」「八十八夜の泣き霜」などといわれるように、遅霜が発生する時期です。

八十八夜は日本独自の雑節で、この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするとも言われています。

抹茶には健康の為の効能がいろいろあるとされています。
お家で簡単にお茶を点てられるように、HiSUiでお茶のお稽古を初めてみませんか?


翠庵便り 1

2014年5月1日HiSUi TOKYOは銀座四丁目の華やいだ賑わいの中に、『日本文化の心』を伝えるスクールとしてオープン致しました!

茶室『翠庵』は、床の間に掛け軸と蛇の目籠に五種の花、都忘れ、蔓桔梗、卯の花、姫小判草、利休草を入れ、室礼を整えました。
穏やかな調光に、金箔を施した襖、格天井、京壁の広間、書院作りの茶室に、釜の湯が静かに沸いています。

茶室にお入りになるお客様は、皆さん、一様に「ほっ」とされた表情をなされます。
時には、日常を離れ、『上質な日常』を感じてみませんか。

只今、見学・内覧会を行っています。
茶室でお抹茶をサービスしております。

茶室『翠庵』より


お茶の楽しみ

抹茶を飲んだことがない方から、抹茶は苦いのではないかと聞かれることがあります。
美味しいお茶は甘みを感じますよ。とお答えすると驚かれることも多いです。

たしかに抹茶には、渋みや苦みを感じる「タンニン」や「カフェイン」が含まれています。
しかし茶筅を強く振り、泡を一杯に点てた抹茶は、その成分が泡の中に逃げ出し、
「アミノ酸」等のうまみ成分が中のお茶に残って味がまろやかになるということがわかっています。
無題
きめ細かい泡におおわれた抹茶を見て、美味しそうと感じていただければとてもうれしく存じます。
ぜひ美味しいお茶をお楽しみください。


茶室風景

茶掛は、「花開萬国春」から「行く春を近江の人と惜しみける」芭蕉へと、微妙な季節の移ろいが感じられます「翠庵」でございます。

今日の床のお花は、高杯の花入に五徳の蓋置を入れ生けてあるのは、「たつなみ草」と「肥後草」です。
紫色のたつなみ草は、花の形がまるで浮世絵に描かれる波のようなので、立浪草と呼ばれ「立浪の模様」の着物は江戸時代に大変人気を集め、陶磁器の模様にも使われていたそうです。

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まるで琵琶湖畔にもひっそりとこのような風情があるかのようですね。


HISUI TOKYO

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