私の茶道「茶席で香を聞くpart 2」を開催致しました!

本年より始まった、茶道部安島先生による私の茶道。

前回に引き続き、「茶席で香を聞く」をテーマに行われました。
今回は、香炉の灰を整え、香を焚き、茶席で香を聞く体験をしていただきました。

図1

皆様それぞれ香炉の灰を整え、灰形をつくるところから始まりました。

まず、香炉の灰に、火箸を使い、よく火を起こした香炭団(こうたどん)を仕込みます。
香炭団とは、香炉に用いる燃料のことです。

図2

その後、火箸で灰を中央に掻き上げ、灰押さえで灰を平らにし、
羽箒(はぼうき)で香炉の際をきれいに致します。
重香合の中から香包みを出し、銀葉挟(ぎんようばさみ)で銀葉を置きます。

銀葉(ぎんよう)は、香を焚くとき、香に火気が直接当たらないよう
間接的に加熱するための隔火具の役割を果たします。
香包みの中から、香箸を使い、香を銀葉の上にのせます。

そして、いよいよ、香を聞きます。

図3

作法に乗っ取り順々にお楽しみ頂きました。
ご自身で灰から焚かれた香は、ことのほか愛おしく感じたのではないでしょうか。

最後に薄茶を召し上がって頂きました。
本日の主菓子は、「ちもと」の「遠山(とおやま)」。

図4

今回、香炉の灰形を作っていただいたので、
風炉の灰形の一つ「遠山」にちなんで亭主がご用意いたしました。

ピンと張り詰めた空気のなか、熱心に香りを楽しんだあとは
まろやかなお抹茶がより心に染み入ったのではないでしょうか。

ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
次回の公開講座は7月23日(日)「夜祭」がテーマのお席です。
来月もどうぞよろしくお願い申し上げます。


Hey! Say! JUMP 中島裕翔さんが茶道体験!

Hey! Say! JUMP 中島裕翔さんが
和装と茶道の体験をされました。
雑誌「SEVENTEEN」での撮影です^^

目黒の一軒家にて撮影とのことで、
和装講師、茶道講師とスタッフで
出張体験に臨みました!

中島さんは落ち着いて穏やかで
フレンドリーな素敵な方で
お着物や和の雰囲気がピッタリでした!

姿勢や所作がとても美しく、
一を聞いて十を知り、
何も言われずとも見て感じて学ぶ
素晴らしい才能を持っていらっしゃる
ことが短時間で感じられました。

そんな静かで豊かな時間が過ぎる中、
講師もスタッフも中島さんが端々で見せて
下さるイケメンぶりと爽やかな笑顔に、
すっかりメロメロになってしまったのでした・・・

日本テレビのドラマ「母になる」
ご出演中の中島さん。
テレビで見てもイケメンだな~
実際お会いしてもイケメンだったな~
といつまでも余韻を噛みしめています。

ちょっとだけ撮影の様子を・・・^^

image
image (2)
IMG_7949


茶道公開講座「 宗旦好み茶飯釜でご飯をいただく」

公開講座、今回のテーマは
「宗旦好み茶飯釜でご飯をいただく」でした。

「茶飯釜」とは、今の釣り釜の季節に
特別の釜でご飯を炊き
その後、そのお釜でお茶を頂く茶事です。

 

1
席中では、一度洗って水切りした米を釜に流しいれ、
炊き上がるのを皆でゆったり歓談したり
時には和歌を詠んだりしながら
半時間ほど待ちます。

「かゆ茶釜 皆んなが気をもむ 火のかげん」とは、
書道の翠房先生が詠んで下さった歌です^^

ぐつぐつとお米が弾く音がしてくると、
少しずつ米の香りも立ってきます。
良き頃合いになると、釜を下し
いよいよ蓋をあけます。

お米は一文字に器に盛り
まずは炊き立てをお召し上がりいただきます。
一粒一粒、真珠のように輝き、
お米の元来の甘みが、際立ちます。

2
その後「春キャベツと豆腐」の汁が出され、
残りの飯は飯器にいれ、
ここで一献、お酒も頂きます。

3
強肴に「鰆の西京漬け」、香の物がだされ
最後に沢庵で器を綺麗にし、懐石は終わります。

内部を清めたお米の香りの残る釜で、
今度は、薄茶を一服頂きます。

本日の釜は佐藤浄清で、
「飯来飢」「渇来茶」と鋳込まれており
「お腹がすいたらご飯を食べにいらして下さい」
「喉が渇いたらお茶を飲みにいらして下さい」
という思いが込められております。
4
薄茶の点前の茶碗は、
筆洗(ふであらい・ひっせん)という
珍しい形の茶碗です。

墨や絵具のついた毛筆を洗うため、
筆をすすいだあと水を切ったり、
穂先を整えるために切り込みが入ったお道具です。

茶筅を入れてからの扱いが変わり、
この点前のアクセントとして楽しめます。

また、主菓子はちもとさんの「草団子」。
詫びた茶飯釜の茶事には、
素朴な甘味が非常に相応します。

5
 

 

ご参加下さいました皆様、ありがとうございました。
次回は、5月28日(日)。
テーマは「万緑の中で翡翠について想う・・」です。

中級会員さんが挑戦されるお茶会です^^

草木が茂って天地に満ち始める季節、
みどりいっぱいのお茶会となりそうです。

皆様のご参加をお待ちしております!
次回もぜひお出掛け下さいませ。


公開講座「利休忌 濃茶」を開催致しました!

先月26日(日)に茶道部による公開講座が行われました!

今回のテーマは利休忌を前に、「利休を偲ぶお道具で濃茶を頂く」でした。

「濃茶(こいちゃ)」は本来、客に差し上げる正式な茶です。
茶道に入門すると、様々な所作や基礎の点前(てまえ)など、
ひと通りのことを身に付けたあとに濃茶の点前に入ります。

よく飲まれる抹茶を薄茶と言いますが、濃茶はその名のとおり、どろりとした濃い抹茶です。

濃茶では客の所作も異なります。
薄茶の場合は一人で一椀の茶をいただきますが、濃茶は数名で一椀の茶をいただきます。
それによって、より親しい信頼関係を築くことができ、「一座建立」につながるのです。
一座建立(いちざこんりゅう)とは、亭主と客が一体となって充実した茶会のことです。



濃茶を入れる茶器を「茶入(ちゃいれ)」といいます。
茶道具のなかでも最も位の高いものに分類されています。

茶入のルーツは、古く、桃山時代には“一国一城”と同等の価値がありました。
栄西禅師が宋より茶の実を小壺に入れて持ち帰ったのが、日本に初めて渡来した茶入です。

高価なものは丁重に扱われており、ひとつの茶入れに数個の蓋や、仕覆(しふく)という
茶入を保護する織物の袋が添えられ、さらに桐箱などで何重にも保護して保管します。



また、この度は、濃茶の点前披露にむけて、研鑽を積んだ会員様の発表の場でもありました。

濃茶の時代背景や茶道具の取り合わせなど、細やかなところまでお心配りをなさり、
問答なども茶道部の先生方のご指導のもと、とても見事に務め上げられました。

茶杓はなんと、ご自作のものをご用意くださっていました。
ご銘は「東風(こち)」、土佐水木(とさみずき)を用いたものだそうです。

濃厚な濃茶の後は、「続きお薄(うす)」を頂きました。



本日の主菓子は、ちもとの「菜の花きんとん」、
干菓子は、青山 菊屋の「利休 ふやき」。
絶妙な取り合わせです。

床には利休が生前愛した「菜の花」が飾られました。
利休と菜の花には深い結びつきがあり、切腹の床の間にも用いていたのではないかと
いわれるなど、様々なエピソードが語り継がれています。


ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

次回は、四月二十三日(日)テーマは「茶飯釜(ちゃはんがま)」、
釣り釜の季節に懐石料理のご飯を茶席で炊く、大変めずらしい茶事です。
ご飯の後は、同じお釜で薄茶を一服召し上がっていただきます。

次回もぜひお出かけ下さいませ!


講座「茶席で香を聞く」を開催致しました

2/25(土)公開講座が行われました!
今回のテーマは「茶席で香を聞く」でした。
茶席で香を聞く所作や香道具についての
お話を聞きながら、廻し点てで
お茶を召し上がっていただきました。

IMG_6709
日本では香を焚く習慣は飛鳥時代の仏教伝来と共に始まり、
香を焚くことで身の穢れを取り除き、
仏の功徳を受けられるという思想から盛んに行われました。

平安時代には仏教行事以外でも、貴族は日常的に
自分の着物に香をたきしめ、また香合わせという遊びもありました。
室町時代になると茶道にも取り入れられ、
書院の床の正面に香炉を飾り香を焚くようになりました。

草庵の茶道では炭点前で炉に香をくべるようになり、
18世紀中頃には七事式が創案され、
点前の中で香を焚き、聞く所作が取り入れられるようになりました。
香を聞く所作も、サラッとさりげなく出来るようになると素敵ですよね。

 

IMG_6710
 

また、茶席につかわれる「香」には2つの季節があります。
炉の時期(11月~4月)は、香木などを粉末にして、
蜂蜜や梅肉などで練り上げ、丸薬上にした(薫物)を仕込みます。
風炉の時期(5月~10月)には、伽羅(きゃら)、沈香(じんこう)
白檀(びゃくだん)、などの香木を使います。

今回は、インドのマイソール地方で産する白檀の最上級品、
老山白檀を皆様に楽しんで頂きました。

 

IMG_6711
 

今回の講座では丸卓を使って廻し点てを行いました。
重茶碗で二服ずつ、順に点てて頂きました。

主菓子は、たねやの「花衣」、干菓子は「ひなおこし」。
花衣の桃色の鮮やかさに春の訪れを感じます。

 

IMG_6712
 

ご参加いただきました皆様方、ありがとうございました。

次回の公開講座は、平成29年3月26日(日)、
利休忌を前に、利休を忍ぶお道具で、濃茶を致します。

次回もどうぞよろしくお願い申し上げます。


HISUI TOKYO

HISUI TOKYO